五感で愉しむ “5senses espresso”
バリスタ 栗原 雅美さん


珈琲を通じて、暮らしを愉しむきっかけをつくりたい。人との会話を生む、その楽しさが醍醐味!と語る バリスタ栗原さん

さいたま市浦和区

話を聞いたひと
大熊 あゆ美

━ 何を専門に活動されていますか?

今は、珈琲のバリスタとして、珈琲出張、イベント出店がメインですね。依頼があれば、随時伺わせていただいています。オンヴォサロンは、平日約週2日で、店頭にて来ていただいた方へ、珈琲や季節に合わせたドリンクをいれています。もっと、出張が増えたら嬉しいです。

━ 活動をはじめたきっかけや経緯はなんですか?

そもそも、なぜ珈琲なのか?というと、エスプレッソが好きなんです。ハンドドリップのコーヒーとは違い、エスプレッソは、美味しさを超えたその先のお客様とのコミュニケーションが生まれるものだと思っています。コーヒーを凝縮して、割り方を考えて提供しますので、「熱めの方がいい」「甘めが好み」など、お客様の要望を聞いて、作ることができるのが醍醐味です。このように、お客様との会話につながることが嬉しいので、エスプレッソにこだわっています。
その時のお客様の気分によって提供しますので、カクテルみたいなものですかね!

また、お客様からエスプレッソの飲み方を教わるときもあります。
例えば、お砂糖の個数によって、味わいが変わったり、氷をひとついれることによって、飲みやすくなったり、この飲み方でないとダメ!という決まりはなく、自由なので、面白いです。
下にたまったお砂糖がキャラメルのようになっていて、スプーンですくって飲むとか・・発展の仕方がまだまだありそうでワクワクします。

━ 活動のこだわりや想いはなんですか?

「浦和」のこだわりはありますね。
住む場所は浦和ですが、勤務場所が東京だったため、浦和の街のことを知らなかったんですよね。
地域のために活動をしている人を知ることで、もっと今よりも浦和に住んでいる人たちが、楽しくなるのではないか。
また、子どもだちが今後できることの幅を広げるヒントを与えてあげることも大切だなと思っています。浦和は店舗さん同士の横のつながりがない気がしますので、気軽な珈琲を通じて、そんなつながりを増やし、暮らしが豊かになったらいいなと思います。

━ 今後の夢や野望、ビジョンはありますか?

最初は、実店舗持ちたいと思っていましたが、今は色んな場所にいき、色んな空気に触れ、馴染んでいくことが楽しいです。また、多くの人との出会いが広がり、その人の暮らしが面白くなることが楽しいです。今は、しばらくこのカタチで進めて、浦和の人たちともっと色んなコミュニケーションを広げていきたいです。

━ どんな人に参加して(飲んで)もらいたいですか?

老若男女問わずどんな人にも飲んでもらいたいです。
実は、「5senscs espresso」は、そういう意味があります。

コンセプトは、「五感で愉しむ」です。
愉しむとは、自己の中に感じるもので、「安らぎ」や「充実」に近い感情表現であります。そして、満足を伴うものでもあります。
自分が作り出す珈琲を通じて、人や物、場所がつながり、暮らしを愉しむきっかけになればと思っています。日常をもっと愉しいものにできるように。
そのためには、同業、異業問わず、様々な方々と一緒になって面白いことを考えていきたいです。
また、関わる方すべてがwin-winになるバランスの良い正五角形を意識しながら、活動しています。

━ 「トビラ」に期待することはなんですか?

色んなスペースを知ってもらい、その人それぞれの未来に向けての活力にしてもらえたらいいのではないでしょうか。

━ おすすめのスペースはありますか?

古要邸
つきのみちくさ、星野邸は使ってみたい

━ 参加いただいた方やこれから参加してほしい方へメッセージ

先ほどお伝えしたように、珈琲が日常の暮らしを愉しめるひとつのツールになってくれたら嬉しいです!浦和は保守的な気がしますので、自身の活動が「次の世代の第一歩」になったらいいなと思います。ぜひお気軽に珈琲を飲みに、足を運んでみてくださいね。

バリスタ 栗原 雅美

「五感で愉しむ」をコンセプトに、埼玉・浦和を拠点にコーヒーを淹れています。イベント出店、出張等の活動中です。

5senses espresso~店舗を持たないコーヒー屋~

バリスタ 栗原 雅美
5senses.espresso@gmail.com
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